それじゃああなた、あなたの好きな人がね、 目の前でしゅるしゅると机に変身したら、 今までとおんなじように好きでいられますか。 私はびっくりしてこたえた。 机になってしまったら私の好きな人じゃないよ、 というか、端的に人じゃない、 机はだって、スチールとか合板とかでしょう、 脚なんか四本あってすごく細いし、 触っても冷たいじゃない、話もできないし。